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鎌倉観光で立ち寄りたい!本当は秘密にしたい癒しの穴場・隠れ家カフェ

鎌倉観光で立ち寄りたい!本当は秘密にしたい癒しの穴場・隠れ家カフェ

腸活でも話題の「糀」。なかでも甘みと旨みが強い上質な糀を味わえるカフェが鎌倉の奥深くにあります。糀を使ったランチ定食やスイーツのほか、一軒家のお店にはおしゃれで心地よいワークウエアや日用品も。清々しい古都の自然を感じながら、旅気分で立ち寄ってみませんか?

奥鎌倉にひっそりと佇む小さな糀カフェ

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鎌倉駅東口からバスに乗って約10分。山深い奥鎌倉にあるバス停「泉水橋」で下車し、森に沿った細い小径を少し進むと、ひっそり佇む小さなカフェ「sawvi(ソウビ)」にたどり着きます。
駅からは少し距離がありますが、ランチタイムとなると満席になるほどの人気ぶり。町の喧噪から離れてのんびり自然と親しめるのが魅力です。

夏の疲れがスッキリとれる腸活にいい「甘糀」

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もうひとつ、多くの人がこのカフェに訪れる理由があります。それが、「糀」です。

糀には、健康や美容の秘訣でもある腸内環境を整えてくれる麹菌がたくさん含まれています。食物繊維も豊富で便秘解消にも効き目抜群。まさに、腸活には欠かせない食品です。
そのほか、酵素の働きでエネルギー源となるブドウ糖を効率的に補給できたり、ビタミンB群やミネラルなどの栄養素も豊富だったり……といいことだらけ。

そんな糀をsawviではおいしくいただけるのです。しかも、生きたままの麹菌がたくさん入った「生甘糀」。
実は、オーナー寺坂さんの実家は老舗の糀屋であり、農家でもある「丹生寺坂農園」。sawviで提供するのは、そこで作られる農薬不使用のコシヒカリを使った甘みと旨みが強い糀です。

sawviに来たらまずはこれを食べて

糀を使ったボリュームたっぷりのワンプレートごはん
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sawviに来たら、ぜひとも食べてほしいのが糀を使った定食メニュー。3種類あって、どれも甘糀によって素材の自然な旨味が引き出されています。
写真は「大豆コロッケ定食」。自家製味噌にも使われている蒸し大豆「里のほほえみ」と粗挽きの山峰豚を塩甘糀のみで味付けした一品で、これを目当てに来る人もいるほどの人気メニューです。
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定食にはスプーンに盛られた甘糀が添えられています。まずはこれを口に含むと身体に糀の栄養が染み渡る心地がします。すべての定食の味付けの基本が、この甘糀。優しい甘みと旨みが、おいしさの秘訣です。コクのある甘さで疲れもとれる甘糀ラテ
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ドリンクも種類豊富。こちらは「甘糀ラテ」で、鎌倉の人気カフェ「 ヴィヴモン ディモンシュ」のマスター堀内さんが焙煎する季節のブレンドをエスプレッソで抽出しています。コーヒーの深みと甘糀が絶妙にマッチ!季節の果実とともに味わう甘糀スイーツ
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糀を使ったデザートもおすすめ。夏季期間中は贅沢に桃が入ったかき氷を提供中。白ワインとバニラが香る桃のコンポートに、フレッシュな桃や大豆あんをのせて、濃厚な豆乳甘糀シロップをかけて、味わいます。最後はクリーミーな桃ジュースとして楽しめますよ。
また季節によってフルーツが変わる限定パフェでは、優しい甘さの甘糀のジェラートも堪能できます。
※桃のかき氷は8月31日までの予定

食の枠を超えて日用品・ファッションまで!

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「食」だけでなく、糀を取り巻く日常をテーマに「衣」「住」もプロデュース。2階のギャラリーでは日用品やワークウエアも販売しています。

サステナブルなファッションブランド、armiによる「Motherシリーズ」のTシャツも人気。「綿のカシミア」と言われるスーピマコットンと和紙が使われており、夏にぴったりのさらりとした着心地です。同系色の半袖スウェットには、生産過程で出る残布が再利用されています。
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日用品としては、福井県鯖江市で200年以上続く漆琳堂の「Rin & Co.」シリーズの漆器を展示販売。こちらは漆器といえども気軽に日常使いできるのが魅力。食洗器対応など、機能性にも優れています。
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sawviの定食でも提供しているお皿。大きな平皿はワンプレートごはんや、トレーとしても便利に使えます。

鎌倉土産に甘糀や糀スイーツを

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お店で糀のおいしさを存分に味わったら、お土産にはパッケージ販売されている「生甘糀」(680円(税込))を。そのほか農薬不使用の米粉を使った大豆あんバターどら焼き(1個486円(税込)、5個入り2,930円(税込))など、手土産に喜ばれそうなおいしくてヘルシーなものがずらり。気に入ったらオンラインショップでもリピ買いできます。

甘糀を日常に取り入れるコツ

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「糀」を身近な存在として幼いころから親しんできたオーナーの寺坂さんに「甘糀」の嬉しい効果を教えてもらいました。
「甘糀は発酵させて作るので生きたままの酵素を取り入れることができます。ブドウ糖やオリゴ糖、必須アミノ酸、クエン酸など、栄養の宝庫とも言える食材。習慣にすることで、疲労回復や美肌効果など、嬉しい効果が期待できます」。

また日常の取り入れ方についてお聞きすると…
「そのままスプーンで毎朝一杯口に含むだけでもいいですし、様々な料理に使いまわしのきく万能調味料としても使えます。調理の前に甘糀に塩やしょうゆを足せば、塩糀やしょうゆ糀のように使えるので、たくさんの糀を持たなくてもいいのです。おすすめは野菜に甘糀+塩でもみ込む、野菜の塩もみや、肉や魚を漬け込んでシンプルに焼いたり、唐揚げにすることです。食材もふっくら、旨みも存分に引き出してびっくりするほどおいしくなるのでぜひ試してみてください。」
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寺坂さんが講師となった甘糀や味噌の仕込み方のワークショップが定期的に開催され予約がとれないほどの人気でしたが、一旦7月末にて休止することに。
その代わりにYoutubeで味噌作りをレクチャーしたり、糀にまつわるあれこれを発信しているので、糀についてもっと知りたい人はそちらもチェックしてみてください。

鎌倉見物がてら、夏の疲れを癒しに出かけてみては

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「糀」をテーマに心地よい衣食住を提案してくれるsawvi。次に鎌倉を訪れるときは、観光がてらお店のある奥鎌倉まで足をのばしてみましょう。味わい深い糀や、糀にまつわるモノたちが夏の疲れをじんわり癒してくれるはずです。
writer / 伊藤ミミ photo / sawvi,Sheage編集部

※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。


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